文化庁 令和3年度
ARTS for the fiture!2 の支援事業について
文化庁 令和3年度
ARTS for the fiture!2 の
支援事業について
当一般社団法人 アートフオーラムNOANの事業はコロナ禍からの文化芸術活動の再興事業(A.F.F.2)に採択されました。その取り組みと成果について報告します。
A,F.F.2の趣旨
長期にわたるコロナ禍により甚大な影響を受けた文化芸術活動の再興を図るため、プロの文化芸術関係団体(法人を含む。以下同。)が、感染対策を十分に実施した上で積極的に公演等を開催し、その活動の充実・発展を図る取組を支援する文化庁の事業。
当法人の取り組み
当法人は2016年の設立以来、プロのオーケストラである「VCTバロックオーケストラ」と、プロの合唱団「ヴォーカル・コンソート東京」の公演事業の主催者として企画運営、並びに資金の調達と支払等の会計業務を行ってきました。特にこの法人では若手の音楽家を育てるために、音楽による社会貢献事業を展開してきており、2020年12月に、コロナ禍の社会に音楽による癒しを届ける事業「Consolation」は、文化庁の文化芸術活動の継続支援事業に採択されました。また昨年2021年もAFFの採択支援を受け、大規模な編成のオーケストラと合唱団でJ.S バッハ「クリスマス・オラトリオ」全曲演奏会を開催し、多くの演奏家に活動の場と報酬を提供することができました。
今回取り組む事業は、テーマを「Light in Darkness」とし、長いコロナ禍の悲観的な状況のなかで音楽が闇を照ら一筋の明かりとなり、社会が希望を見出し良い方向に向うようなコンサートを開催します。出演するオーケストラと合唱そしてソリストには、今まで以上に若手演奏家を起用し、さらに熟達した古楽器のスペシャリストとの共演を企画します。演奏曲目は、J.S バッハ作曲「マニフィカート」、「カンタータ第140番」その他です。